5/8(木)放送「しみけんのしあわせらじお」
要約
冒頭では、ドイツの詩人ゲーテの「自分の今行っていること、行ったことを心から楽しめるものは幸福である」という格言が紹介されました。シミケンさんはこの格言に触れ、天職とは固定されたものではなく、「やっていることを楽しめるか」にかかっていると述べます。新入社員の雑用を例に、物事の捉え方次第で自身の未来が変わる可能性を示唆し、自身のAV男優時代の過酷な経験(犬、ロバ、うんこ、高齢者、雪山、水中、砂漠など)も、楽しんだからこそ今の自分があると語りました。
最近の活動として、有吉クイズに「地の巨人」として出演していることに触れました。放送作家の矢野平さんと共に街を歩きながら雑学クイズを行う企画で、当初は地上波向けのチューニングが甘くカットされることが多かったものの、有吉さんが後で触れてくれることもあると述べています。また、テルさんの「正解のないクイズ」にも出演しており、これらのクイズや雑学に関連する仕事が多いことから、今後は「うんちく」方面で活動していくかもしれないと感じているとのことです。
番組ではリスナーからのメールを募集しており、現在のテーマは「くだらない暴論、ただし陰謀論」です。AVが売れなくなるからシミケンがオナニーを推奨しないという陰謀論のような、真偽不明のエロに関する都市伝説や陰謀を求めています。
番組内では2曲の音楽が紹介されました。1曲目はロサンゼルスを拠点とする4人組ヒップホップグループ、ホーストコントラ (Hostile Contrasts) の「ネバーフリースタイル (Never Freestyle)」で、ミュージックビデオが印象的でバズった曲とのことです。2曲目はニューヨーク出身のプエルトリコ系アメリカ人パーカッショニスト、レイ・バレット (Ray Barretto) の1981年の曲「パスタイム・パラダイス (Pastime Paradise)」でした。
リスナーから届いた「陰謀論」メールがいくつか紹介されました。
- ラジオネーム疲弊さんからは、「Xに流れてくるエロ漫画は、イーロン・マスクが個人のスマホデータから性癖を分析してアテンドしている」という説が寄せられました。シミケンさんはこれを「嬉しい論じゃねえかよ」と評し、スマートフォンの普及による人類支配を示唆するイルミナティカードの話にも触れました。
- ラジオネーム黄昏れはやり満の始まりさんからは、「著名人の影武者が使うゴム仮面は、相模オリジナルで知られるゴム会社が開発に関与している」という説が寄せられました。シミケンさんは相模オリジナル関係者との交流に触れつつも、この説は「暴論」だと断じました。相模オリジナルがコンドームだけでなく哺乳瓶の乳首も製造しており、コンドームが売れると哺乳瓶が売れなくなるという相反する関係から、水道橋博士から聞いたという「コンドーム工場で意図的に穴を開けている」という「暴論」を紹介し、関係者に否定されたエピソードを話しました。
- ラジオネームさせ子さんからは、「自動改札に弾かれるのは、人前で立ち止まらせることで羞恥プレイに慣れさせる社会的なすり込みである」という説が寄せられました。これも「暴論」としつつ、改札で止まるのではなく下にシュートするという面白いツイートがあったことにも触れました。
陰謀論メール以外に、ラジオネームつぶワンステイサムさんから「勃起飯」に関する普通のお便りも紹介されました。普段シミケンさんが食べている95%カカオチョコレートについて、明治製のもので、コンビニでも買えるがAmazonで箱買いしていること、たまに専門店でより高濃度のものも食べるが基本は明治の95%であると回答しました。チョコレートを食べる人は長生きするという研究結果に触れ、これは「陰謀じゃない」と述べています。チョコレート会社が長生きの薬を混ぜているといった話なら陰謀論として成立すると例を挙げています。
個人的な出来事として、大阪に行った際に、自身を「シミケンの弟子」と偽り出会い系サイトで女性と会い、ひどいことをしているという男(カタカナ3文字で29歳、キリトという名前らしい)がいることを知り、懲らしめようとしたが会えなかったというエピソードを話しました。この男はシミケンさんと亀田大毅さんの写真を悪用していたとのことです。注意喚起を呼びかけました。
番組の最後のコーナー「極上のうんちく」では、まず第16回アメリカ横断ウルトラクイズ優勝者の田中一さんのライブ配信を見た感想を述べました。そして今週のうんちくとして、5月9日がアイスクリームの日であること、作家の夏目漱石がアイスクリーム好きで、自宅の裏庭にアイスクリーム製造機を置いていたというエピソードを紹介しました。桶の中に氷と塩、中央の筒に材料を入れてハンドルを回して作る機械であり、漱石が療養中もアイスクリームを欲しがったり機械を取り寄せたりした逸話に触れました。昔の人にとって甘いものがご褒美だったこと、自身の祖父も亡くなるまでアイスクリームを食べていた思い出を語りました。
音声まとめ
内容を短い音声でまとめました。ながら聞きに最適です。