4/30(水)放送「佐倉綾音論理×ロンリー」

「佐倉綾音論理×ロンリー」を聞きました。

要約

番組の内容をテキストで把握できます。

パーソナリティの佐倉さんは、この回で番組が1ヶ月を乗り切ったことに触れています。ご自身のラジオを聴き直す習慣がある佐倉さんは、今回の番組を聴いてみて「つまらない」と感じたそうです。その理由として、次に自分が言うことが全て想像通りで、「純度100%本人コンテンツを聞くっていうのはこういうことなのか」と衝撃を受けたと語っています。今後、この放送を聴き返し続けながら番組を続けるか迷っている最中とのことです。


この回は、番組にとって初のゲストとして、お笑いタレントの住吉さんをお迎えしました。住吉さんはピン(ソロ)で活動されている女性のお笑い芸人さんとして紹介されています。ハッシュタグでの意見から、ソロでの活動は「世界はそれをピンと呼ぶんだぜ」と言われることもあると触れられました。住吉さんご自身はソロでお笑いをやっていると述べつつ、「お笑いタレント」という言い方をされることもあると話しています。佐倉さんは、住吉さんの活動形態を「少し特殊というか不思議」だと感じています。


住吉さんの名前の読み方について、番組中に「大吉の吉に住むで吉さん」であることに触れつつ、「吉さん」なのか「住吉さん」なのかという話題になり、住吉さん本人は「もう何にもわかんなくて」「どっちも正解」と答えています。


リスナーからのメールテーマは「住吉さんと何話せばいい?」でした。これは、ゲストの住吉さんと一緒にこのテーマについて語り、どのような話をすれば盛り上がるかという提案を募集するものです。メールテーマへの提案として、「生まれ変わったらなりたいフルーツは何か?」という質問が送られてきました。リスナー曰く、これは人気ポッドキャストで紹介されていた、初対面の人との会話で失礼にならず、その人の価値観が分かる良い質問だそうです。住吉さんはこの質問に対し、「パイナップル」と答えています。理由は、特別感があり、手間をかけないと食べられないからこそ、そこまでして食べたいと思ってもらえると嬉しいからだそうです。


佐倉さんと住吉さんの最初の出会いは、数年前に武道館で行われた東京03さんの公演「フロリックアホリック」だったとのこと。お互いに芸人、声優という立場で、一緒に演じるシーンが多くありました。佐倉さんは普段ピンで活動しているため誰かと一緒にコントをすることがなく、人見知りな自分はどうしようと思っていたところ、住吉さんが「人見知りにも優しい」方だったと感じています。お互いに人見知りだと感じつつも、心地よい距離感で接しやすかったと振り返っています。


公演後には、一緒にご飯に行ったそうです。友達になれると思って誘った佐倉さんに対し、住吉さんは芸人の仕事の話(事務所ライブで1回出ると600円もらえる)をした際に、佐倉さんがすぐに財布を取り出して「ここは私が」と言ってくれたことに、住吉さんは「すごい気を使わせてしまう」と感じたと話しています。佐倉さんは600円という金額を聞いて「無理すなよ」「笑えるかそんなん」と感じたそうです。


佐倉さんと住吉さんは、「人って1人だよね」という点で共鳴し、深く話ができたと感じています。


番組後半では、住吉さんの人生で特に影響を受けた「血と骨」となっている出来事や人、作品について3つ話してもらいました。
•耳なし芳一: 小さい頃、朗読の上手なおばあさんから耳を削られる場面を臨場感たっぷりに聞かされた経験が、アウトプットするものがドローっとした粘着質なものになる原因ではないかと語っています。この経験から、「望みってないんだな」と教えられたのではないかと述べています。
•お笑いが大好きだった友達: 中学時代にお笑い好きの友達がネタを真似してくれたが「すっごいつまんなくて」、お笑いのネタが好きではないと思ったそうです。しかし、高校でエンタの神様を見てお笑いが面白いと感じ、「あいつな何てことしてくれたんだろう」と思ったと同時に、自分の好きな傾向や、独自のお笑いをやらないといけないということに気づかせてくれた存在だと感謝を述べています。
•テニス部キャプテン時代に後輩から起こされたストライキ事件: 高校のテニス部でキャプテンをしていた頃、サボり癖のある後輩に注意していたら、手伝ってくれていた他の後輩から「もう吉先輩にはついていけません」とストライキを起こされたそうです。後輩たちは元々個人競技出身で、団体競技での練習体制が理解できなかったとのこと。この経験から、「当たり前だと思ってることって当たり前じゃない」ということと、「人の上に立つ人間じゃないんだな」と感じたそうです。それ以降、芸人になってからはお金で人望を買うようになったと話しています。


佐倉さんが住吉さんに「声優さんでこれ言われたらNGな質問は何か?」と尋ねたところ、「他の声優さんが演じているこのキャラみたいにやってください」と言われることと、恋愛の質問もNGだと答えています。


リスナーからの「声優を題材にしたネタをリクエストされたらどんなネタを作りますか?」というメールに対し、佐倉さんは住吉さんが以前バラエティ番組で「声優さんが何々の声をやってくださいと披露させられるのがすごい嫌なんです」と言っていたことに触れ、それが「声優全員が思ってること」だと共感したエピソードを話しています。住吉さんも、サービス精神のある声優さんは言われたらやってしまうことが多いとし、「声優全員がドラえもんの声できると思ってるんですよ」という現実にも触れています。


住吉さんの「単純作業に耐える」という特技について、具体的にはバイトで活かされ、社員にならないかというオファーを受けたことがあると話しています。これは内食系で、ずっと同じことを飽きずにできる特技だそうです。芸人のように正解がなく手応えが見えにくいエンタメの世界とは異なり、単純作業で目に見える成果が見えることが貴重だと述べています。


番組のエンディングでは、佐倉さんが住吉さんという新しい風が新鮮な風を巻き起こしてくれたと感謝を述べています。住吉さんからは、今年も夏のあたりに単独ライブをやるという告知がありました。佐倉さんは、住吉さんには定期的に番組に出てほしいと希望していました。

音声まとめ

内容を短い音声でまとめました。ながら聞きに最適です。

TBS

Posted by robota